燃性のこと

いつも何かとありがとうございます。

弊社では毎月2回ほど、全社員が集まってオンラインでフィロソフィ勉強会を開催しています。
毎回、フィロソフィリーダーの人たちがテーマをもとにグループごとのディスカッションの進行をしてくれて、メンバー相互の考えを共有しながら深堀りをしてくれます。

明日のフィロソフィ勉強会のお題は「自ら燃え、渦の中心になる」です。

火を近づけると燃え上がるような可燃性の人、
火を近づけても燃え上がることのない不燃性の人、
そして、自ら燃え上がる自燃性の人、

当然、ビジネスにおいては自燃性の人が重用されるのですが、自分のことを自燃性だと言い切れる人は意外と少ないのではないかと思います。

少し頭の中を整理してみました。
まず、人間は全員が自らの本心(欲)に忠実に生きているはずなので、やりたいことは何としても実現しようと能動的に努力しますが、やりたくないと思ったことには目をそらす行動をとるものです。
つまり、人はみんな自分の本心には自燃的です。
潜在的に持っているその圧倒的な自燃性(主体性)をどのシチュエーションで測るかによって、自燃や可燃、不燃の別が現れます。

ただ、ボクにも心当たりがあるのですが、やってみたいと思ったことでも「自燃」ではなく「可燃」に回ってしまうことがあります。
それがいったいどういう時かと考えてみると、だいたい以下のようなことが思いあたります。

〇正解がない(自信)
〇未来のことで予測をともなう(確信)
〇シンプルにリソースが足りない(能力)
〇責任をともなう(結果が自己の範囲を超える)
カッコの中は不足しているものです。

人が自ら燃え、渦の中心になるためには、これらの足りないものも何とかしようという強い意志が必要となりますが、なかなか容易ではありません。
その結果、誰かの下でならともに燃えるという可燃性の人が多くなるのだと思います。

せっかく本心で「やってみたい」、「なりたい」と思ったことでも、こういう理由に立ちふさがれて逡巡してしまう、、

もったいないです。。
失敗を放棄してほしくない。

ボクは社員の皆さんには「失敗」もたくさん経験してほしいと思っています。
それは、自分が社員だった頃、若かった頃に、もっともっとたくさんのチャレンジをしたかったという大きな後悔からでもあります。

人を成長させてくれるのは間違いなく「成功体験」です。
でも本当の「成功」とは、ただ良い結果を重ねることではなくて、障壁や困難に直面した時に、必死に向き合って突破していくことで初めて得られる「体験」なのだと思います。
その成功体験の過程で乗り越えてきた様々な「失敗」は、あたかも竹の節のように人を強くしてくれるものです。

自燃性か可燃性かは、心のスイッチの切り替え一つ。
でも人間の意志はそんなに強くはありませんから、社員の皆さんが心に抱いた「〇〇したい」という思いを、失敗を恐れずに自燃のまま自然発露できるかどうかは会社の風土の責任なのだと思っています。

みんな個性のかたまり、
みんな内なる熱意のかたまりです。

一人でも多くの人が思いきり自分のやってみたいことにトライできる、
そんな会社こそが、多くのお客様に喜んでいただける永続的なサービスの源泉になるのだと思います。
明日もきっと気づきと学びの多い勉強会になります。

何か私たちでお役に立つことがあれば、お手伝いさせてください。

代表取締役 吉川昇一