守ること、寛容すること

いつもありがとうございます。

祇園祭が始まりました。
京都の夏の一大風物詩もここ数年は中止や規制など自粛を余儀なくされていましたが、今年は4年ぶりに完全な形での開催となり、一昨日からは四条通りには各処で豪華絢爛な山鉾が建ち並んでいます。
コロナを過去のこととして語るのはまだまだ時期尚早かもしれませんが、平時に戻りつつあることを実感します。

さて、この祇園祭の山や鉾を保存する町々はそれぞれ山町や鉾町と呼ばれ、今でもその地名となっており、そのご神体の加護の下にあると言われたりもするのですが、当社もそれにあやかろうと本社を月鉾町に置いております。
祭りの期間中、たくさんの企業がその運営に協力するために寄付を行い、四条通りには社名の入った提灯やアーチなどがお祭りのムードを盛り上げています。
この提灯やアーチ灯明は空きが出ないと寄進することができないことから大変人気となっており、何年待つか分からないよと言われていたのですが、つい先日本当にありがたいご縁に恵まれ、月鉾の目の前の提灯アーチに寄進をさせていただけることになりました。

そこに社名を掲げることで直接的な広告効果は少ないかもしれませんが、利害ではなく、日頃からこの月鉾町で順調に事業を行わせていただいていることへの感謝から、念願がかなって良かったです。
そして、何より社員の皆さんが本当に喜んでくれて、日頃から一生懸命頑張ってくれていることに一つお返しができたかなと思っています。

時に京都の人は閉鎖的だとか言われたりすることもあるのですが、保存会の皆さんはとても親切で何の隔てもなくその輪に入れてくださっています。
伝統を守ることも、新しい時代に適応することも、どちらも大切なことです。

祇園祭は厄災を払うために始まったお祭り。
コロナ禍も私たちにとって必ず意味のある試練だったはずです。
そんなことも少し振り返りながら賑わいを楽しみたいと思います。

何か私たちでお役に立つことがあれば、お手伝いさせてください。