いつも何かとありがとうございます。
当社には「ハウツーホームフィロソフィ」という全従業員が携行している一冊の手帳があります。
この手帳には、私が会社の代表としてこのような思いで経営を行っていきますという理念や、このような考え方で仕事をしていきましょうというフィロソフィが書かれています。
これまで我が社の企業活動はすべてこのフィロソフィをもとに行ってまいりました。
それほど当社にとってこの「フィロソフィ」はあらゆる判断の基準であり、大きな社風土となっています。
そこで、このフィロソフィがどのようにしてハウツーホームの企業文化となったかについて、少しずつお話ししてみようと思います。
そもそもフィロソフィとは、京セラの創業者である稲盛和夫さんが説かれた経営の哲学で、私が初めてこのフィロソフィという言葉にふれたのは2004年のことです。
当時の私は営業店舗の支店長を任せていただいており、日々、部下たちとともにお客様の最適なお部屋探しに邁進する営業パーソンの一人でした。
実に20年も前ですから、時代背景も異なり、お部屋探しのスタイルも今とはずいぶんと違います。
お客様ファーストを掲げながらも、実際には潜在的な成果至上主義があり、売上指示を達成するために現場ではお客様に対して多少の無理や利己的な行為が存在していました。
ある日の新聞で、稲盛さんの著された「生き方」という本を紹介する一面広告が目につきました。
広告主は平和堂の夏原さん(故人)で、教育のために社員全員にこの「生き方」という本を配布したという内容でした。
大変興味にかられ、その日の帰りに本屋で「生き方」を購入し電車でページをめくると、何度も何度も「人として何が正しいかを判断の基準にする」ということ書かれていて、読み進めるほどに自分の行動や判断の基準がどれだけ利己的なものであるかを知ることになりました。
当時30歳という年齢ではありましたが、自分の人生についてや、まして生きるという根源的なことについて考えたことはほとんどと言っていいほどありませんでした。
それだけに、この「生き方」を読んだ時のインパクトはとても大きかったです。
私にとって幸運だったことは、それを読んだその時の自分が「こんな風に生きたい、生きよう」と強く思えたことです。
そして、フィロソフィと出会えたことで、私は自分の人生の目的を考える、そして、生きることについて考える大切さを教えていただきました。
その日から秘かに私のフィロソフィの学びが始まりました。
(続)
何か私たちでお役に立つことがあれば、お手伝いさせてください。
代表取締役 吉川昇一